賃貸アパートの車庫にコンセントを増設してみた⁉ | どうなのブログ

賃貸アパートの車庫にコンセントを増設してみた⁉

DIY

車庫にコンセントが無い!

私くるももは、札幌市内にある賃貸アパートに住んでいます。

引越しをする際の条件として、自家用車を所有しているので駐車場は必要です。

しかも、雪が降る札幌市に住んでいるので、車庫付きの物件を探します。

車を運転するときに、朝から車に積もった雪を降ろすのが面倒だからです。

そんな条件を満たしてくれた今の住まいですが、車内の掃除をしようと思ったら、車庫内にはコンセントがありませんでした。

車庫のすぐ上に住んでいるので、延長コードで対応しようかとも思ったけど、毎回コードを用意するのも大変だし、なにより電気を使っている時は常に窓が開いているのが難点です。

夏は虫が入ってくるし、冬には、窓に隙間が空いてるなんて室内が冷えてしまいます。

なので、車庫にコンセントを増設することにしました。

コンセント増設作業開始!

車庫にある電源といえば、蛍光灯とスイッチがついているのでここからコンセントを増設することにしました。

蛍光灯から直接コードを接続してコンセントを作ろうかと思ったけど、コンクリート造りの車庫なので、接続した電気コードを留める場所も引っ掛ける所もない状態です。

なので、蛍光灯のスイッチにコンセントを増設することにしました。

ここにコンセントを増設したいので、まずはパネルを開けて配管の有無をチェックします。

コンクリートの壁に埋め込み式のスイッチなので、おそらく大丈夫なはずです。

分かりづらいけれど配管は確かにありました。

次に、配管にケーブルを通すためにスチール線を用意して、目標は4mほど先にある蛍光灯になります。

蛍光灯を傷つけないように丁寧に外し、まずは配管の中にケーブルを引っ張るための紐を通線します。

紐は難なく入れることができました。

次に、ケーブルを配管の中に通線するため、こちらの電気線を用意しました。

1.6㎜で10メートルのVVFというケーブルです。

これを配管の途中で外れないように、しかも太くならないように接続します。

さらに、引っ張りやすいように潤滑スプレーも用意しました。

準備はOK、あとは慎重に引っ張るだけです。

なにぶん一人作業なので、途中の写真は用意できませんでしたが、紐を引っ張りケーブルを押し込みスプレーを吹きかけるの工程を繰り返し、なんとか通線完了です!

次の工程は、既設のケーブルに新設のケーブルを接続して、コンセントの設置になります。

今回はコンセントを増設するので、コンセントとパネル、ケーブルの接続に使う3線式のコネクターを2個用意しました。

実際にコンセントを接続したのがこちらです。

手前が新設したコンセントで奥が既設のスイッチになります。

次は、電源をとる蛍光灯側の接続です。

蛍光灯裏の黒線は、2線がコネクターで接続されていたので、これを外し3線のコネクターで接続します。

続いて白線は、ストレートにスイッチ側に延びていたので、既設の白線を途中でカットして新設も併せて3線のコネクターで接続します。

これで、すべての接続が終わりました。

では、実際に使えるかどうかテストしてみます。

コンセントにプラグを差し、スイッチON!

電気がつきました!

成功です。

そして、蛍光灯も確認です。

蛍光灯も問題なく点灯しました。

新設ケーブルを引っ張った際、けっこう頑張ったので既設ケーブルが切れてないか心配しましたが、大丈夫そうなので安心しました。

コンセントも蛍光灯も確認できたので、スイッチ部分のパネルを変更します。

綺麗に変更できました。

これならば今後転居する際も、このままで大丈夫そうな仕上がりです。

注意点は??

無事にコンセントを増設することができましたが、実際注意しなければいけないことがいくつかあります。

大前提として、この作業には第2種電気工事士の資格が必要です。

私くるももは、資格を持っているので問題ありません。

前述したように賃貸物件に住んでいるので、後々退去するときのことも考え、見た目も綺麗に完成させなくてはなりません。

作業をするときは、必ずブレーカーを切るのを忘れないようにしましょう。

ブレーカーを切るのを忘れて作業を進めると、事故が起きケガをしてしまいます。

また、ブレーカーを切ると車庫内の蛍光灯は点灯しないため、別に明かりがあるといいでしょう。

これも前述しましたが、既設配管にケーブルを入れる際は無理をしないようにしましょう。

無理やり引っ張ると、既設ケーブルが切れてしまい修理が必要になります。

接続作業が終わり、ブレーカーを戻し通電するときは、接続が間違っていないか確実に確認しましょう。

間違いに気付かず通電してしまうと、思わぬ事故が発生するかもしれません。

通電しないだけなら問題ありませんが、もしかしたら他のものが壊れてしまう可能性もあります。

最後に、電気は見ることができず、たいへん危険なものだと認識して作業を行いましょう。

でわ、おやすみなさい・・・

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