重たいコート類を突っ張り棒を使って何着も掛け、しかも安価で簡単に作れる方法を実践しています♪
賃貸物件の悩み
私くるももは、札幌市内にある賃貸アパートに住んでいます。
札幌というよりも雪が降るような寒い地域に住んでいる人ならわかると思いますが、衣類、特にコートなど外で身に着ける衣類が多くなりがちです。
しかも、かなりしっかりとした防寒対策が必要なので、一着一着が大きく重たいです。
そんな重たい衣類たちを、みなさんはどこに掛けていますか?
私くるももは外から帰ってきたら、玄関か居間で脱いだコートを掛けたいです。
しかし今住んでいる物件の玄関には、クローゼットどころかフックの一つもありません。
また、フックを付けれるような古い物件でもありません。
居間にあるクローゼットは小さいので数着しか掛けられず、すでに一杯です。
よくある一本の棒に放射線状にフックがついてるコート掛けも考えましたが、意外と場所を取るため設置する所を考えなくてはならず、なにげに高価です。
そこで思い立ったのが突っ張り棒を使うことです。
ただし知っている方も多いと思いますが、突っ張り棒は使用荷重というものがあり、伸ばせば伸ばすほど掛けられる重さが少なくなり、それを超えると簡単に落ちてしまいます。
私も何回も限界まで挑戦して落ちてしまいました。
そこでまた考えたのが、突っ張り棒に支えがあったら衣類をたくさんかけられるのではないかということです。
さっそく支え棒を探した結果、あることはありましたが、これもまた高価でした。
なので結局自作することにしました。
では、さっそく作ってみましょう。
作業開始
少しだけ広い玄関に設置するため、用意したものがこれです。
突っ張り棒は、玄関の幅にあわせ190cmまで伸びるものを2本用意しました。
1本だと結局何着も掛けたら玄関が狭くなりそうだからです。
支え棒は、長さ2mの金属製の既製品で何も加工はしなくて大丈夫です。
床を傷つけないためのキャップと、突っ張り棒を乗せるための部品も用意します。
あとは、2本の支え棒を固定するためのメッシュフェンスとタイラップも用意しました。
まず最初に支え棒にキャップを付けますが、ここで突っ張り棒を乗せる側に加工をしました。
ただこれは、突っ張り棒が穴に入ればやらなくても大丈夫です。
私は部品を加工する際、のこぎりとカッターを使用しましたが、もしも同じような加工をするのであれば、部品が小さく大変危険なので十分に安全に配慮して作業してください。
次に、メッシュフェンスを使って支え棒を連結します。
固定にはタイラップを使用しました。
次はいよいよ突っ張り棒の出番です。
支え棒を立たせ、その上で突っ張り棒を使用し、ずれないようにタイラップで固定します。
支え棒を使用しない反対側は、今回はトイレのドアを利用しました。
ドアの出っ張りを利用することで支え棒の代わりにします。
なによりこのドアの高さが、支え棒の長さと相性がいいです。
なので、支え棒に加工がいらないとはこういうわけです。
また、今回はメッシュフェンスを上まであげて固定しましたが、需要によっては真ん中ほどで固定してもいいかもしれません。
使い勝手がいいように調整してください。
実際このようになり、実用的になんの問題もありません。
以上で作業は終了になります。
不便さの解消を求めて
今回はコート掛けの問題を解決しましたが、実はまだ不便な問題がありました。
その不便を解消してくれたのも突っ張り棒でした。
これは脱衣場なんですが、備え付けのタオル掛けは天井付近の手の届かない遥か上空です。
なので突っ張り棒を低くして、さらに使い勝手が良いように2本使っています。
ここでも支え棒が活躍してます。
この反対側には洗面台があり、ここでも支え棒とメッシュフェンスが大活躍です。
ここには現在お見せできませんが、ティッシュペーパー等いろんなものが飾られてます。
次は台所の配置問題です。
台所の横に脱衣場のドアがあり、電子レンジ・炊飯器を置く場所が限られてしまいました。
しかし置きたい場所にはコンセントがありませんでした。
毎日通る脱衣場のドアの前に電気コードを這わせるのは、とても邪魔だと思い、なにしろ足を引っかけたら危ないです。
そこでも活躍したのは突っ張り棒です。
ちょっと贅沢な使い方かもしれませんが、突っ張り棒を使い電気コードを迂回させることによって、安全でしかも壁に傷がつくこともありません。
見た目はよくありませんが、期待に応えてくれたので大満足です。
でわ、おやすみなさい・・・