森の石松が静かに眠れない⁉・・・静岡県森町・大洞院 | どうなのブログ

森の石松が静かに眠れない⁉・・・静岡県森町・大洞院

史跡・神社仏閣

今回は、静岡県森町にある橘谷山大洞院に行ってきました。

このお寺は曹洞宗のお寺で、応永18年(1411)に建立された由緒あるお寺になります。

そんな大洞院の見所を紹介します。

所在地は静岡県森町橘という所にあります。

まわりには目立った建物もなく、ナビや看板等を頼りに訪れることになりますが、現地まではあまり迷うことはなさそうです。

ただお寺の入口は、門柱が一本立っていますが大きな門があるわけではないので、通り過ぎないよう注意が必要です。

門柱を過ぎると垣根を利用した一方通行路になり、その先に駐車場入口があります。

駐車場は舗装されていないものの割と広く、トイレも完備しています。また、こちらの駐車場が満車でも、少し離れますが先ほどの門柱の外にも駐車場があるため、車が停められないといったことはなさそうです。

そして、駐車場を出て一番に目にするものが、清水の次郎長の子分として有名な「森の石松」の墓があります。

石松の墓の石を持っていると「商売繫盛」「勝負運強い」と言われてるようで、墓石の周りや彫ってある文字などは削られてしまっています。しかも、現在の墓石で三代目の墓石だそうで、石松も削られたり建替えられたりゆっくり眠ってられそうもありません。

ちなみにですが、現地の説明看板には石松の墓を建立した時の写真もあり、そこには清水の次郎長の姿も写っています。この場所に来て「清水の次郎長」も「森の石松」も実在の人物だったんだと知ることができ、ひそかに感動してしまいます。

大洞院の境内はそれほど広くはなく、また、看板を見てわかる通り建立された当時からくらべると、現存している建物も少なくなっています。

ちなみに鐘楼堂前には、次郎長親分と石松が一緒に写真を撮ってほしそうに待っています。

以上で大洞院の紹介を終了しますが、みなさんも商売繫盛や勝負を決めたい時など、墓石を削り取るのはどうかと思いますが、「森の石松」のお墓に手を合わせに訪れてみてはいかがでしょうか?

でわ、おやすみなさい・・・

大洞院 / 静岡県森町 観光協会 遠州の小京都
静岡県西部の山間地にある森町。三方を小高い山々に囲まれ、町の中央を清流「太田川」が流れ、どこか京都に似た風情を感じる町。自然あふれるこの町には、歴史のある神社仏閣、伝統行事にお茶や和菓子、柿にとうもろこしなどの特産品、森山焼などの工芸品があ...
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