Windows11の標準機能のペイントで画像にモザイクをかける方法⁉ | どうなのブログ

Windows11の標準機能のペイントで画像にモザイクをかける方法⁉

PC操作

ブログに自分で撮影した画像を使用する際、他人の顔が写っている写真を投稿したことはありませんか?実は他人が特定できる写真を使うと肖像権の侵害にあたる場合があるため使用することはできません。

私くるももは、観光地や動物園など人が多く集まる場所に行って写真を撮影することが多数あります。

なるべく人の顔が写らないように心掛けてはいますが、どうしても写ってしまうことが多々あります。近所の何気ない写真ならば後日撮りなおすこともできますが、桜の名所など季節や場所が限定される場合そうもいきません。

そこで今回は画像編集ソフトを新たに導入することなく、Windows11標準機能であるペイントツールを使って画像にモザイクをかける方法を紹介します。

そして、Window11アップデートにより以前の手順ではモザイクがかからなくなってしまいましたが、引き続き標準機能のペイントツールを使ってモザイクをかける方法も紹介します。

作業開始(旧バージョン)

まず使用したい画像をあらかじめコピーしておいてください。1枚しかない写真にモザイクをかけてしまうと、そのモザイクをかけた写真しかなくなるからです。モザイクをかけた写真でも問題ない場合や絶対に失敗しないのであればコピーする必要はありません。

コピーしたら、いよいよペイントツールを使用しての作業を開始します。

まずはペイントツールを開き、左上のファイル内の[開く]を選択してください。

次に、先ほどコピーした画像を選択します。

画像を選択しましたら、範囲選択アイコンでモザイクをかけたい範囲をきめてください。

範囲が決まりましたら、「サイズ変更」アイコンを選択します。

サイズ変更アイコンをクリックすると、「サイズ変更と傾斜」という画面が出てきますので、パーセントが選択されてるのを確認後、「水平」を「100」から「20」に変更してください。この際「垂直」も自動的に「20」となります。

すると、モザイクをかけたい点線内の画像が小さくなりますので、そのまま「サイズ変更」アイコンをもう一度クリックしてください。

サイズ変更アイコンをクリックすると先ほどと同様に「サイズ変更と傾斜」画面が現れますので、今度は「水平」値を「500」と入力してください。すると小さくなっていた部分が元の大きさに戻り、モザイクがかかったような状態に画像が変化します。

これで作業は完了です。

作業開始(新バージョン)

ここからは、以前とは違う方法でモザイクをかける方法を紹介します。

もちろん標準機能のペイントツールでモザイクをかけることができますので、ぜひ試してみてください。

途中までは旧バージョンと同じ手順で作業をしていきますので、モザイクをかけたい画像を用意してからペイントツールを開きます。

左上の「ファイル」からあらかじめコピーした画像を選択します。

前述したように人の顔には肖像権というものが存在しますので、今回は盛岡市動物公園に生息しているプレーリードッグに協力してもらいます。

画像を選択しましたら、次にモザイクをかけたい範囲を決めます。

「ファイル」下に点線の四角形と上向きの矢印がありますので、矢印を選んで、さらに四角形を選択します。

このように、モザイクをかけたい範囲を決めます。

次に「サイズ変更と傾斜」を開き、旧バージョンと同じくパーセントを確認後、「水平」を「20」に変更して「OK」を選択してください。

このように、選択した範囲が小さくなります。

旧バージョンでは、このままの状態で再び「サイズ変更と傾斜」を開き作業を進めていくとモザイクがかかりましたが、新バージョンでは、同じ方法だと元に戻るだけになってしまいました。

なので、ここからが旧バージョンとは違う作業になります。

画像が小さくなりましたが、今の段階ではまだ範囲が選択されている状態です。なので、一度範囲選択を解除してください。

左の写真をよく見てもらうとわかりますが、マウスポインタが横に外れています。このような全然関係ないところでクリックすると、右の写真のように、簡単に範囲選択が解除されます。

次は、小さくなった部分をもとの大きさに戻す作業になります。

小さくなった部分に、また範囲選択をしなければならないので、画面右下にある虫眼鏡で画像を戻す範囲を、ペイントツールの画像部分に目一杯拡大すると作業しやすかもしれません。

では、再び小さくなった部分を大きくしていきます。

最初に、元の大きさに戻したい部分を範囲選択します。

「ファイル」下の矢印から「四角形」を選んで、拡大したい部分を囲みます。

そしてこの後は強引に大きくしていきます。

囲った範囲の右下に斜めの矢印を出現させ、そこから一気に空白部分の右下まで引っ張りましょう!

すると…

このような感じでモザイクがかかりました。

あとは「ファイル」を開いて「保存」を選択すると完成です。

完成した画像はこうなります。

見事にモザイクはかかっていますが、範囲選択が若干小さかったようで空白部分が残ってしまいました。

ただ、Windows11標準機能の新しいペイントツールでも、手順は増えましたがモザイクをかけることができましたのでOKです!

まとめ

写真を撮影してインターネット等に公開した場合著作権が存在するように、他人の顔にも肖像権というものが存在します。なので写真を公開する際は、個人の特定ができないように充分注意しましょう。

今回紹介した方法はWindows11標準機能なので、他の画像編集ソフトをインストールする必要がなく簡単に使用できるので、ぜひ活用してみてください。

以上、Windows11の標準機能のペイントで画像にモザイクをかける方法⁉、でした。

でわ、おやすみなさい・・・

タイトルとURLをコピーしました