今回は、静岡県森町にある葛布(かっぷ)の滝に行ってきました。
葛布の滝へは、森町の市街地方面から行く場合、県道58号線を北上すると間もなく案内看板出てくるので、そこから入っていくことになります。
脇道に入る目印としましては、県道沿いに「いちかわ商店」というお店があるのでわかりやすいです。ただ、葛布の滝入口という看板もありますが、こちらは非常に小さな看板でわかりづらいので、やはりいちかわ商店を目印にした方が間違いないです。
すでにこの辺りは山の中なので目指す滝はすぐなのかと思いきや、実は、いちかわ商店辺りからはさらに4Kmも進まなければなりません。
当然県道からの脇道なんて広いはずもなく細い道を4Km行くのですが、どこかに通り抜けられる脇道ではないので、対向車はほぼいませんので安心してください。しかも滝の入口に近づいてくると舗装道路が林道に変わり、さらに道幅はせまくなりますが、そんな所まで行くと対向車はまったくなくなるので安心です。
実際私も対向車には全く会わず、車で行ける限界まで行った先に猟友会のメンバーに会っただけでした。
当然ながら駐車場というものはまったく無く、少しだけ道幅が広い場所に車を停める感じです。
で、滝への入口付近の写真を撮っていると、滝の説明看板と共に興味をそそる看板を発見してしまいました。
そこにはなんと、第二・第三の滝へは土砂崩れの為行けませんと書かれているではありませんか!
こんなことを書かれていたら、当然行くしかありません。
どうやら第一の滝には遊歩道を降りていくみたいですが、第二・第三の滝は、ここからぐるっと周って行くみたいです。
・・・
結論から申し上げますと、第二・第三の滝にはやっぱり行けませんでした。
通行止めのロープを超え行き着いた先は、やっぱり道はなくなっていました。それでも先に進めないかと付近を見渡してみましたが無理でした。
しょうがないので気を取り直して、第一の滝のみを目指します。
滝への入口には木でできた階段や手すりがあり、滝までは遊歩道が整備されているかと思いきや、川まで降りていくと何もなくなってしまいました。
こんな感じであっという間に遊歩道が終了します。
そして滝までの道のりはこんな感じで、道なんてものはなく川岸をさかのぼっていくことになります。なので、この時は水量も少なかったので短靴でも歩いて行くことができましたが、雨が降った後などには、それなりの準備をした方がよろしいでしょう。
とは言え、この水量でも靴が濡れずに行くのは困難な箇所もありました。
そんなこんなで10分ほど川岸を歩いて行くと、ようやく葛布の滝にたどり着くことができます。
たどり着いた滝はそれほど水量がある滝ではありませんでした。
しかし傍らには、おそらく不動明王だと思われますがお祀りもされていて、小さいながらも荘厳さが感じられる滝です。
ちなみに滝はこんな感じで、気分だけでも感じられたらありがたいです。
以上、静岡県森町にある葛布の滝でしたが、水辺が近いためか涼しく、また、自然をより感じられるため、心の癒しを求めてお出かけしてみたらいかがでしょうか?
でわ、おやすみなさい・・・