今回は、静岡県静岡市にある久能山東照宮に行ってきました。
久能山東照宮とは、徳川家康が亡くなる前に「亡骸は久能山に埋葬すること」と遺言として残し、二代将軍の徳川秀忠がすぐさま実行して、神社も建立したのが始まりです。
そんな久能山東照宮の、表参道からの参拝方法を紹介します。
ロープウェイを使った参拝方法
所在地は静岡市駿河区根古屋という場所にあり、小高い山の上に建っています。
久能山東照宮を訪れる方法として一般的なのは、やはりロープウェイを使っての参拝になります。
なので、最初はロープウェイを使っての参拝方法と境内の見所を紹介します。
ロープウェイの出発地点は、景勝地でもある日本平の山頂からの出発になります。
駐車場は、日本平の観光駐車場とは別に、ロープウェイを利用する人々専用の駐車場が完備されていますが、両施設とも近いのでどちらに駐車しても問題ありません。
ちなみにロープウェイ駅からの展望も素晴らしく、晴れた日には眼下に太平洋が広がり、遠く伊豆半島も望めます。
往復運賃+東照宮拝観料は大人一人1750円で、ロープウェイのみの利用になると1,250円になり、およそ片道5分ほどの乗車になります。さらに東照宮博物館入館もセットにすると1950円の料金になります。
ロープウェイから下車すると、そこには社務所があり拝観料を支払はないといけませんが、ロープウェイとのセットで料金を支払っている場合は、そのまま拝観することが可能です。
社務所を通り最初に現れるのが「楼門」になります。いきなり重要文化財です。
そして門をくぐると社殿が見えてきますが、ここから脇に進み「鼓楼」「神庫」「日枝神社」方面から社殿に進んでいきます。
そこで心躍るものが目に飛び込んできました!
ガンプラを含むプラモデル達です!
ガンプラを作っていた世代なので、かなり心躍ります。
どの建物も朱色をベースにした配色で綺麗なのはもちろんですが、荘厳さも感じられます。
そしていよいよ社殿に突入です。
国宝です。
現地に行くとわかりますが、写真とは比べものにならない位素晴らしいです。
ぜひ装飾等素晴らしいものがありますので、現地に行って確かめてほしいものです。
社殿で拝観を済ませ裏手に行くと、さらに奥に進む道があり、ここに徳川家康が眠っています。
家康の他にも、家康の愛馬も同じ地に眠っています。
また社務所の近くには、久能山東照宮博物館もあり見所が満載です。
表参道からの参拝方法
久能山東照宮には実は表参道があり、ロープウェイだけではなく歩いて参拝することもできます。
表参道を利用する場合、海岸沿いの国道150号線と、並行に通っている久能街道から行くことになります。
ただし、道路には青看板等による案内板はありませんので、ナビは必須です。
また、車で来ると駐車場が必要になりますが、まったく問題はありません。なぜなら付近には有料駐車場がたくさんあります。
このあたりの国道150号線沿いには、いちご農園がたくさんあり、シーズンにはいちご狩りの観光客で賑わいます。そのため多くの駐車場が必要になってくるというわけです。
久能山東照宮の山のふもとから見るとこんな感じで、この先山の上までずっと石段が続きます。
鳥居をくぐると梅林や稲荷神社などがあり、おそらく地元民しか知らないであろう見所があったりします。
これらの見所を過ぎると、あとはただ登るのみです。山のふもとから東照宮までの階段数は1159段!
東照宮に近づくにつれて、だんだんと景色が高くなりそれとともに見晴らしがよくなっていくのが体感できます。
ようやく一ノ門までたどり着くことができましたが、思った以上にきつかったです。そしてさっきまでいた鳥居付近もかなり小さくなっています。
ちなみに山の上から見えるビニールハウス群は、ほぼほぼいちごのハウスになります。
まとめ
久能山東照宮に参拝する方法を二通り紹介しましたが、私のお勧めは石段を登る表参道からの参拝です。
たしかにロープウェイを利用すると楽に参拝できますが、石段を苦労して登り参拝した方が、ありがたみが違うような気がします。(あくまで個人的見解です)
ぜひとも観光ではなく、参拝目的で訪れてほしいものです。
でわ、おやすみなさい・・・